五井家

藩政時代の豪商で、藩の御用商人でした。 もともとはづ藤原氏で、京都のお公卿さんでした。正五位という位を賜っていたのですが、位のイが井戸のイに変わったという事です。 五井家は、解体新書の解剖図を描いた角館の武士・小田野直武が平賀源内と出会った場所です。宿泊の際に部屋に飾られた屏風絵を見て、直武の画才を見出したのが平賀源内でした。源内は秋田藩主佐竹義敦(曙山)の許可を得て、直武を江戸の自宅に招き、早速解体図の制作に取り掛からせました。解体新書が、日本の学術の発展にいかに貢献したかを想えば、この五井家は歴史的な場所になったと言えます。
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基本情報

住所 秋田県仙北市角館町横町49
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