仙北市で絶対に見逃せない5つの場所
更新日: 2025/12/4(木)
四季を通じて楽しめる5つの観光地をご紹介します。あなたはどの季節にこれらの観光地へ訪れたいですか?
武家屋敷
武家屋敷とは、むかし侍達が住んでいた住居のことを言います。角館の武家屋敷と日本の他の武家屋敷との違いは、それらの住居に現在も人が住んでいるということです。中には侍の末裔である家族が住んでいる家もあります。その多くは文化財として保護され、一部は一般に公開されています。春はシダレザクラをはじめとする様々な桜が咲き、新緑、紅葉、雪景色と一年を通じて美しいエリアです。
桜
桜の美しさで全国的に有名な角館。町の中心を流れる桧木内川のほとりに沿って2kmの長さの花のトンネルを形成し、武家屋敷通りには400本以上のシダレザクラが見事です。
お勧めは古城山からの景色です。頂上からは武家屋敷通りを一望することができます。
田沢湖
田沢湖は水深が423.4mで日本一の深さで、また日本有数の透明度を誇っています。外周は約20㎞で、四季を通じてダイナミックな景色が楽しめ、アウトドアアクティビティも充実しています。
◆辰子姫伝説
昔、田沢潟(田沢湖)から山を越えた院内という村に、まれにみる美しい娘「辰子」がいました。辰子はその若さと美しさを永遠に保ちたいと、大蔵観音に百日の願をかけました。満願の夜に「北に湧く泉の水を飲めば願いがかなうだろう」というお告げがありました。
辰子は、わらびを摘むと言って家を出て、深い森をたどって行くと、苔むす岩の間に清い泉がありました。喜び、手にすくい飲むと何故かますます喉が渇き、ついには腹ばいになり泉が枯れるほど飲み続けました。ふと気がつくと辰子は大きな龍になっていました。永遠に変わらないことを望み龍になった辰子は、田沢潟の主となって湖底深く沈んでいきました。
娘の帰りを案じた辰子の母は、田沢潟のほとりに着くと、娘が龍になったのを知り悲しみ、松明(たいまつ)にした木の尻(木の端っこ)を投げ入れると、それが魚になって泳いでいきました。その魚が後に「国鱒(別名:木の尻鱒)」と呼ばれる、田沢湖にしかいない魚になりました。(田澤鳩留尊佛菩薩縁起より)
抱返り渓谷
抱返り渓谷は東北の耶馬渓と称され、両岸の原生林と岸壁にかかる滝や独特の青い渓流がとても美しく、新緑と紅葉の名所です。
遊歩道が整備され、奇岩や急流、大小の滝を気軽に見ることができます。渓谷に着いて目に付くつり橋「神の岩橋」からの眺望はすばらしいです。
乳頭温泉郷
十和田八幡平国立公園内にある乳頭温泉郷。ブナの原生林に囲まれた7つの温泉宿の風呂からは四季折々の景色を堪能できる。ここでバラエティに富んだお風呂を探索し、温泉の愛好家になりましょう。