アート・カルチャー

角 館

角館の武家屋敷 唯一、直系の子孫家族が住み続け、武家について伝承

石黒家(いしぐろけ)

秋田・角館の武家屋敷の中では、唯一、直系の子孫家族が母屋に住み続けております。住居として使い続けていますので、公開エリアは屋敷全体の半分程度です。しかしながら、ここ一軒のみ、随時、部屋に上がり、武家屋敷特有の内部を見学することが可能です。また、いつでもスタッフから、この屋敷の特徴などについて、口頭で案内説明を聞いていただくことが出来るので、角館の武家屋敷について理解しやすいと好評です。

また、部屋の内部の案内説明は、随時行っており5~10分程度で、料金は入館料金に含まれ別途不要です。お一人様でも声の届く範囲であれば複数人同時に行うことも出来ます。お客様の皆さまに、少しでも角館の武家屋敷について、ご理解いただけますようにスタッフ一同つとめております。

案内説明について、声が聞こえにくい(聴覚に障害をお持ちの)お客様に対しては、紙に書いたもの(フリップボード)を指し示しながら行うことも可能です。さらに、海外から訪日されたお客様に対して、つたないですが英語で案内説明することもできます。

当家は旧い日本家屋ですので、高さ15~20cmほどの敷居があったり、上がり框があったりします。部屋の中に上がれないほど歩行困難なお客様には、大変ご不便をおかけいたしますが、土間部分で内部の様子を撮影した写真をご覧いただきながら案内説明をすることが可能です。あらかじめご了承ください。

現代まで、子孫家族が使い続けている江戸時代に建てられた武家屋敷をご覧頂いております。母屋は、角館に現存する中、最古と言われております。明治時代以降、ガラス窓を入れたり、土間にコンクリートを敷いたりしている箇所がございます。ですから、ガラス窓は、旧い手造りガラスが使われている箇所がございます。

母屋の建物そのものをご覧いただくだけでなく、この家に代々遺されてきた武具甲冑類・古文書(解体新書関連資料を含む)・雪国の生活道具などを常設展示品として、ご覧いただけます。その他に季節展示として、ひな人形・五月人形・着物を飾ります。

春 しだれ桜

角館の武家屋敷群は、長い間、幸いに大きな災害にあうことがありませんでしたので、他の地域では、あまり観ることが出来ない昔ながらの町並みを感じることが出来ます。また、町中の居住地に樹齢100~300年クラスの巨樹が数多く立ち並んでいることも珍しく魅力の一つと言えます。

夏 薬医門

自然が多く残っている角館の町並みは、四季の移り変わりを非常に感じることが出来る場所です。春は桜、夏は深緑、秋は紅葉、冬は雪とそれぞれに趣のある景色を楽しめます。そして文化行事としてのお祭りも続けられており、お祭りの日は、その日独特の雰囲気を感じることが出来ます。

秋 紅葉

公開時間は、9:00~17:00(12月~3月は9:00~16:00)としておりますが、事前にご連絡いただければ、可能な限り、多少、公開時間を延長することも出来ます。当家へ直接ご相談下さい。また、春~秋期間は、開館時間を多少早めたり、冬季間などの閑散期には、閉館時間を多少早める場合もございます。当家までお問い合わせ下さい。

冬 雪

また、臨時の場合を除き休館日は無く、年中無休で公開しております。お問い合わせ先は、電話番号0187-55-1496です。何かご不明な点などございましたら、ご連絡下さい。また、団体(複数名まとまって)で入館券をご購入されたい場合、ご入館されたい場合には、あらかじめご連絡いただければ幸いです。

詳細情報
住所 〒 014-0331 秋田県仙北市角館町表町下丁1
電話番号 0187-55-1496
FAX 0187-55-1496
営業時間 9:00~17:00(4月~11月) 9:00~16:00(12月~翌年3月)
定休日 無し(年中無休)
価格帯

個人 大人500円、子供300円
団体(15名以上) 大人400円、子供200円

障がい者手帳提示の方は大人400円、子供200円で入館できます。

お土産 200円~1000円

駐車場 無し
ホームページ http://www.hana.or.jp/~bukeishi/
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アクセス

JR/秋田内陸縦貫鐡道 角館駅から徒歩でおよそ25分、車(タクシーなど)で、およそ5分、約2㎞の距離