歴史
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田沢湖

田沢湖に古くから伝わる「辰子伝説」の辰子姫を祀る

御座石神社

 御座石神社という社名は、慶安3年(1650年)に秋田藩主佐竹義隆公が田沢湖を遊覧した際、腰をかけて休んだことに由来します。  朱塗りの鳥居のそばには、1本の木から7種類の木が生えた「七色木なないろぎ」や、たつこが飲んで龍となった「潟頭の霊泉」、たつこが姿を映した「鏡石」などの名所もあります。

角 館

県指定無形民俗文化財

白岩ささら

佐竹公がお国替えの時、佐竹家中の士から伝授されました。行列の先頭が悪魔払いのために、木製の楽器を振りながら歩いたものに、その後、農村の獅子踊りが加わったと伝えられている、水戸系のささらです。 また地区には巻物と称する由来書も保存されており、昔悪病が流行り、貴僧や神官に祈祷させたがききめがなく困っていた時、支那の僧が「尤の一念のたたりと思う」と建言し、ここに初めて鬼神の形を作り太鼓を打鳴し笛を

田沢湖

滅びゆく魚と湖神たつこ姫の慰霊のため建立

姫観音

 昭和15年、国策によって玉川の強酸性の水を田沢湖に導入し貯水ダムとしたため、田沢湖の多くの魚が死滅しました。滅びゆく魚と湖神たつこ姫の慰霊のため、周辺寺院の住職達が中心となって淨財を募り建立しました。像は湖に向かって立っています。

角 館

秋田県指定伝統的工芸品

イタヤ細工

イタヤカエデの若木の幹を帯上に裂いて編みます。寛政年間(1790年頃)に農村の副業として興り発展したといわれ、農家向けの箕やカッコベが主流でした。 現在は職人が僅かになりながらも民族工芸として伝承されています。素朴で深い味わいある手仕事が注目され、中でも小つづら(かご)が人気です。また、体験学習やお土産にイタヤ馬があり、イタヤの白い木肌が目を引きます。 イタヤ狐 イタヤ馬

田沢湖

台湾の澄清湖と姉妹湖提携した記念に台湾から贈られた像

飲水思源像

 飲水思源像は、田沢湖と台湾の澄清湖が姉妹湖提携した記念に台湾から贈られた像です。1991年に田沢湖畔春山に建立されました  “陽光、空気、水は人類生存の三大要件であり、用水するときにはその本源の重要さを忘れてはならない”という意味が込められています。