歴史
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角 館

伝統的工芸品

樺細工(桜皮細工)ーかばざいくー

角館に樺細工の技法が伝わったのは天明年間(1781~1788)です。下級武士の手内職でしたが藩主の手厚い保護のもと、その技法は定着していきました。樺細工は山桜の樹皮を使って磨き上げて光沢を出した工芸品です。印籠屋文庫入、茶筒、現在ではニーズに応えて多岐に活用され、昭和51年秋田県で初の「伝統的工芸品」に認定されました。山桜の樹皮は適度に空気を吸い、皮についている油が内の空気を遮断する防湿防乾の特性

田沢湖

滅びゆく魚と湖神たつこ姫の慰霊のため建立

姫観音

 昭和15年、国策によって玉川の強酸性の水を田沢湖に導入し貯水ダムとしたため、田沢湖の多くの魚が死滅しました。滅びゆく魚と湖神たつこ姫の慰霊のため、周辺寺院の住職達が中心となって淨財を募り建立しました。像は湖に向かって立っています。

田沢湖

田沢湖畔に鎮座・景勝地の小さな社

漢槎宮(浮木神社)

 漢槎宮(かんさぐう)は浮木神社(うききじんじゃ)とも言い、田沢湖畔の潟尻に立つ、白木造りの現代的な感覚の社殿です。流れついた浮木(大木が湖面から2メートルぐらい顔を出し、斜めに水底に深く消えている流木)を祭ったものといわれています。

田沢湖

淵の岸辺には、カッパ神を祀った小さな祠があります

かっぱ淵の松

 その昔、馬を繋いでおく木であったが、馬が行方不明になることがあった。ある時、繋いでいた青馬が勝手に厩に戻っていて、飼い葉桶の中に河童が隠れていた。その河童を働かせようとしたが、役に立たないので湖に戻してやると、以降悪さをしなくなったとさ・・・

田沢湖

日本一の鋳造黄金観音像

田沢湖金色大観音