西 木
歴史ある伝統行事
西根ささら
起源は今から260年前の元文年間にさかのぼり、秋川戸島郡(今の秋田市河辺)岩見の住人岩見某がこの舞を好み家中に奨励したといいます。阿部道寛等が伝承を受けて広め、今から約220年前西根小沢の浅利彦吉という人が、父の左エ門の生家が岩見村であったので、その獅子舞の伝授をうけ初代師匠として村の若者たちに舞わしめたことが記録に残っています。
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角 館
県指定無形民俗文化財
下川原ささら
佐竹公がお国替えの時、先達を勤め、天明7年当時角館町に在住する佐竹北家の今宮弾正組下(田町衆)がささらを摺っていました。組頭は松本六左エ門でした。そして下川原部落有志、長四郎、松之助、万右エ門3名に伝授され、巻物、秘伝書、行列図を譲り受けた旨の「伝授書」が同地区に残っています。
送り盆・ささら観光行事
角館のささら舞
【開催日:毎年8月15日】 四百年以上の歴史を今に伝えるささらは獅子舞のこの地方での呼び名です。 「ささら」という木製の楽器を鳴らしながら踊ることから「ささら舞」と呼ばれ、400年前、佐竹氏の国替えの時に行列の先頭に立って悪霊退散のために行ったものが始まりとなっています。 今日ではお盆の行事として豊作や無病息災を願うために舞われています。 ※白岩ささら &
市指定無形民俗文化財
小山田ささら
小山田のささらは戸沢系ですが、歌詞はほとんど違っています。 安貞2年(1228年)、戸沢兼盛が門屋城を修築して住んでいましたが、以前は上桧木内に住み、獅子踊も戸沢氏と共に渓谷を辿って南下し、小山田の観音堂の祭礼にその家臣が踊っていました。慶長6年小山田の赤倉善助がこのささらの奥義を伝承され、民間のものとして毎年祭礼の時に踊ったといわれています。
田沢湖
梅沢ささら
佐竹公が秋田にお国替えになった時、先達が厄払いとして道中を舞ってきたものが伝わったといわれている、一人立ち三頭獅子です。 ささらにはお国替えの時に伝わった「水戸系ささら」と南部雫石から宝仙台を経て伝わった「南部系ささら」という2つがあり、田沢湖のささらは「南部系ささら」になります。