伝統的工芸品

樺細工(桜皮細工)ーかばざいくー

角館町で生産されている国指定の伝統的工芸品です。 山桜の樹皮を使用しており、樹皮の模様と、深く渋い独特の光沢が外見上の大きな特徴となっています。
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角館の樺細工

歴史・特徴

樺細工は、約230年前の安永~天明年間に、角館を治めていた佐竹北家によって、阿仁地方から角館に技法を伝えられたのが始まりとされ、武士の内職として育まれました。印籠や胴乱などの製作から始まったといわれ、現在は茶筒や箱物をはじめ、現代のライフスタイルを反映した生活用品や小物などを幅広く生産しています。樺細工製品は、湿気を避け乾燥を防ぐ特性を持っており、茶筒などにはこの性質が他の製品と差別化される大きな特長として活かされています。

技術・職人の技

山桜の樹皮を幹から丁寧に剥がし、それを1年以上陰干しにして水分を抜いたものを使います。この樹皮を包丁で丁寧に削り色合いを出します。

基本情報

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