西 木
仙北市西木町
大覚野牧場(だいかくのぼくじょう)
標高520メートルの高原にあり、秋田駒ヶ岳、森吉山が手に届くように望まれます。170ヘクタールもの草原には、小エビの生息する大小の池沼などがあり、そのスケールの大きさは北欧の風景のようです。果てしない青空、ゆるやかな緑の丘陵、まさに自然に抱かれる一体感を満喫できます。
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戦国武将戸沢氏にちなんだ祭典
戸沢氏祭
旧西木村誕生40周年を契機に創作された「戸沢氏祭」を夏祭りの一貫として定着させたものです。 毎年、西木町内外の家族や帰省客、そして観光客の方々で賑わいを見せます。
県指定無形民俗文化財・国記録選択無形民俗文化財
中里のカンデッコあげ
カンデッコとは、朴(ほお)の木で作った小型の鍬のことで、このカンデッコとクルミの木で作った男根をしめ縄の両端に結んで一対にし、これを神木である桂(市指定天然記念物)に豊作、縁結び、子宝、家内安全などその年への願いを込めて投げかける。 狙いどおりに掛かると願いが叶えられると言われ、またその掛かったものを外して、栗や柿等の果樹に掛けると多くの実を結ぶと伝えられ、豊穣多産、災厄退散を願う中里塞之神の
県指定無形民俗文化財
戸沢ささら
佐竹公が秋田へお国替えの時、伝えられました。 伝承の系統に、関東系のささらではなく、南部雫石から宝仙台を経て戸沢に伝えられた南部系説と、「ある長者の若勢(若衆)が山に行って昼寝をした時、獅子の舞うのを夢に見て、それに教えられた」という口碑があります。 南部系の獅子頭は小型の木彫面で、岩手県などに多く残っている鹿踊系の面です。
雪解けを待ち侘びて ピンクの花が絨毯のごとく咲き誇る
かたくり群生の郷開園
カタクリは地元では「カタッコ」「カタンコ」と呼ばれるユリ科の多年草。特産の西明寺栗を栽培する栗林に自生しており、その規模は20ヘクタール(東京ドーム4.2個分)にも及びます。 これほどまでに群生した理由としては、栗の木の剪定や間伐により日当たりが良くなり、また徹底した肥培管理で堆肥が群生に適した栄養分になっているためと思われます。カタクリが発芽してから開花するまでには約8年かかり、また種子は